単身赴任を決心し、会社の近くにアパートでも借りようと思っていたら
去年、大阪から単身赴任してきた先輩が、「住むなら関内がええでっせ」と助言してくれました。
「山下公園は近くやし、腹減ったら中華街に行けばええし、官庁街やからお回りはん、よよけおるから治安もええし、一人で住むにゃ天国でっせ」
なるほど関内か。いいかも知れないなと思い会社指定の不動産屋に即電話してみました。
「関内ですか。あそこは家賃高いですよ」
「いいんだよ。ほとんど会社持ちだから」
「取りあえず、物件ファックスしますから、気に入った所探してみてください。」
すぐ送られてきました。何と20件も。
地理も判らないのに部屋の見取り図だけで住む場所、決めなくてはならなくなってしまいました。
しかもほとんど1ルーム、家賃はと見ると・・・ほとんどが9万前後
さすが横浜。関心している場合じゃないんですけど、改めて横浜の凄さを実感してしまいました。
翌日、不動産屋にテレ。
「いくつか候補を見つけたよ」
「そうですか。じゃ物件見に行きますか」
「行く行く」
30分後、不動産屋に連れられ、とあるマンションを見ることにしました。
関内駅から数分の所にあるワンルームマンションの6階です。
部屋は入ってビックリ!
凄いんです。何がって。その作りです。白壁にダークブラウンの床、ドア
BS、CSアンテナ付き、ウォッシュレット付きトイレ、おまけにネット代も無料とのこと。
即決めようと思いました。
しかし、家賃が何と9万でその他管理費なるものが別にかかるとのこと。
「一晩考えさせてよ」
「決めたら電話ください。すぐ契約しますから」
翌日、不動産屋に電話。
「昨日の部屋でいいよ」
「ごめんなさい。もう他に借り手出来ちゃたんです。」
「そんなバカな・・・だって見たの昨日だよ」
「この時期は、すぐ決めないとね。他にも探している人一杯いるんですよ」
「トホホ」
てな訳で、一件目のマンションは水に流れてしまったのでした。
前途多難な単身赴任の始まり。始まり。